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やっと、やっと、やっと、フラットに移ることができました。あー長かった…。

引っ越しは大変だった。
現在、節約のためならできることはなんでもしている状態なので、
タクシーなどは使わず、意地でも地下鉄で移動すると決めていた。
しかし荷物が大量なので、二往復はすることになるだろうと覚悟していた。

午後、学校が終わってからゲストハウスに荷物を取りに戻った。
すると、同じくその日にチェックアウトしたカズヨちゃん(ウェールズでボランティア留学中。
同世代!)が、ちょうど時間があいているとのことで、
急遽引っ越しを手伝ってくれることになった。
なんてありがたいのでしょう! 完全にお言葉に甘えてしまったのだが、
きっと彼女、途中で後悔したに違いない。荷物がハンパなく重かったもん。
特に地下鉄の乗り換えがキツかった…。いまだに階段がメインだからねロンドンは。ありえん。
そんなこんなで、予想以上に時間がかかってしまったが、
彼女のおかげで一往復で済みました。本当にどうもありがとう…。
あれを一人で、しかも二往復してたら、間違いなく死んでた。

そんなわけで無事に(?)引っ越し完了。
そして肝心のお部屋ですが、とっても気に入っています。今まで我慢した甲斐あり。
内見したときもいいなあと思ったけど(正確に言えばウェブ上で部屋の小さな写真を
見たときからなんとなくピンときた)引っ越してきて実際に生活を始めてみて、
ますます好きになっている。とにかくすごく落ち着く。部屋にいてとても快適。
窓から見える裏庭も素敵だし、日当たりも思ったよりよくて、
窓から差し込む朝日で目を覚ましちゃうんだよ。
しかもこのあたりは環境が抜群にいい。すごく静かで平和。
家主のジョンもすごくいい人だし、彼のガールフレンドのケイティ(&犬のブラウン)も
とても感じのいい人(&いい犬)。まあ、まだ移り住んで3日しか経ってないので
わかんないけど、今のところ、ここに決めてよかったなあと思っています。
ロンドンに来てからイヤなことがいっぱいあったけど、少し救われた気分。

あ、そうだ。問題があった。電子レンジがないのだ。
作り置き必須のビンボー学生にはイタイ。
この家は全体的にアナログ感が漂っており、
それがなんともいい雰囲気を醸し出していて、そこが好きな理由なのだが、
それだけに不便なことも少々。キッチンまわりでいえば、
電子レンジどころかトースターもないし、なんとケトル(イギリスではほとんど
どの家庭にもある湯沸しポット)もない。ジョンはいわゆるヤカンを使っていて、
まあ、日本と同じだからいいんだけど、イギリス式のに慣れてしまうと、
コンロでお湯を沸かすのがなんだか手間に感じるから不思議。
冷蔵庫も小さいので、買いだめはあまりできそうにない。

まあでもそんなことはどうにかなるさと思えるぐらい、このフラットが気に入っています。
それに、一つ思いがけずよかったことが!
近所でセキュリティがかかってないワイヤレスネットワークを持ってる家が数軒あるみたいで、
インターネットにつながるのだ! 実は学校でもネットが使えそうになくて、
これからネットカフェユーザーになるのかしら……と思ってたところだったので大助かり。
週末はつながりにくいのが難点だけど、今のところはこれでどーにか。

というわけでロンドンライフ、やっとスタートです。

●today's photo:自室の窓から見える裏庭のグリーン

新生活_d0031955_6251569.jpg

by satoritti | 2006-05-05 06:18 | days

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