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晴れ、ときどき曇り

6月も半ばを過ぎましたが、まだまだどっちつかずの、あなどれないお天気。
午前中は比較的晴れていることが多いけど、午後は曇りでけっこう涼しかったり。

そんななか季節を感じるのは、お花がきれいに咲き誇っているのを見たときかなーと。
特にこっちでは玄関まわりや窓枠を花々でデコレーションしているおうちが多いので、
道を歩いていても、ついつい人んちの軒先で立ち止まって、
その華やかな装飾に見入ってしまうことがしばしばあります。

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どのおうちも、それぞれに個性を競っていて素敵ですが、
やっぱりこの季節、目を引くのがバラ。
デジカメ故障中ゆえほとんど写真が撮れてなくて残念だけど、
今ほんとにきれいにバラが咲いてます。

泣きべそなんてさよならね_d0031955_11213922.jpg


ところで、私にとってバラといえば、故ダイアナ妃ってわけではもちろんなくて、
やっぱりキャンディ・キャンディなわけですよ。
スイート・キャンディよ(確か白いバラだったと思うんだけど…違ったっけ?)。

で、いま思えば、あれってアメリカとイギリスを又にかけた壮大なストーリーで、
当時小さかった私はその位置関係なんてまったくわかってなかったし、
そもそも登場人物の彼らをガイジンと思って読んでいなかったような気がするけど、
でも、日本じゃない、海の向こうの大国のお話だということはわかっていて(特にキャンディが
メキシコに売られそうになるくだりでは、メキシコって超怖いと怯えた覚えがある)、
私の中で勝手にいろんな夢を膨らませていたのだった。
スコットランドのバグパイプとかキルトとかに憧れたりもしたしなあ。
あのときはスコットランドがどこかなんて、全然知らなかったけど、
私の中では、王子様がいる国、みたいな位置づけだったような気がする。
現実はゴッツイ大酒飲みがいっぱいいる国って、今になってわかりましたけども。

何を今さらしみじみこんなこと書いているかというと、
なんで私イギリスに妙な愛着があるんだろ?私の中のイギリスの原体験って何だろう?
Punk? The smiths? 80sポップス?って思ってたけど、
実はキャンディ・キャンディだったんだわ……って、
人んちのバラ咲き誇るお庭を眺めていて、ふと思ったからなのでした。
少女時代よフォーエバー。心の中にある原風景にいつか出会えますように。

●today's music:The Petticoats/Normal
最近All agesに本人からアクセスがあり、手元に残ってたらしい1980年の初版7”を
何の気なしに送ってきたんだとか。私は別にコレクターじゃないので正直、
初版とかあんまり興味がないんだけど、音がかっこいいので一枚ゲット。
ローファイ感もたまらないけど、歌詞がまたカッチョイイ。
Sometime I wish I was normal,watch the tele evry nite and day after day...

by satoritti | 2008-06-16 09:53 | something

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