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曇り、ときどき雨、のち晴れ

仕事でお世話になっている某大手日系企業の駐在員のご家族が
日本から休暇でロンドンに来るとのことで、
朝から半日ほど彼らのガイドをすることになりました。
私と同年代のお母さんに、中学2年生と小学5年生の息子さん。
この年頃の男の子がどういうものに興味をもつのか、いまいち見当がつかなかったけど、
天気もどうにかもちそうだったので、オフィスがあるLondon Bridgeのピアから
船に乗ってグリニッジへ。乗船時間は20分ほど。
テムズ川を船で渡るのは私も初めてだったので、ちょっと楽しい遠足気分。

グリニッジでは、おなじみのマーケットや天文台などを訪れ、のんびり散策。
お兄ちゃんも弟くんもすごくいい子で楽しかったー。
典型的な長男キャラと次男キャラで、見ていて微笑ましいったらない。
お兄ちゃんは穏やかで優しい雰囲気で、
お母さんと私の会話に耳を傾けたり、じっくり写真を撮ったり。
弟くんは、見るもの見るもの「わっ何あれ」とか「おっ、すげー」とか反応しながら、
物怖じせずにいろんなものに自らコミュニケートしていて行動的。
しかも関西人らしく、いちいちツッコミを入れて笑かしてくれる。
そういえば、お兄ちゃんと二人でちょこっと話をしたとき、
それまでみんなで話していたときと違って、私に対して敬語を使ってきたのが、
何かすごく印象的というか、感心してしまった。
そうかー、中2ともなると敬語を使い始めるんだなー、
こうやって大人になっていくんだなー、と、しみじみ思ってしまった。
ちょっとした会話における敬語で、こんなふうに成長の度合いが見て取れるなんて、
日本語(またはアジアの言語)ならではのことなんじゃないかしら、なんて思ったり。

ランチは二人の「バーガーキング!」「焼肉!」というリクエストに半分応える形で、
ロンドン生まれのグルメバーガー・ショップ「Gourmet burger kitchen」へ。
巨大ハンバーガーをみんな一つずつ平らげました。
ツアーガイドな一日_d0031955_12222236.jpg


ランチの後は再び船に乗って、テートモダンへ。
途中、雨がパラついたりもしたけれど、この時点でお天気が回復してきて、
リバーサイド散歩にもうってつけな陽気に。
ツアーガイドな一日_d0031955_12341897.jpg


ここでもまた弟くんのおもしろツッコミが炸裂。
抽象アートに対してはすべて「これ、なんなん?」。
あはは。そーだよね、何なんだろね。

意外にあっというまに時間が過ぎてしまい、
テートモダンからBorough marketのほうに抜けて、
London Bridgeまで歩いて戻ってくると、もう夕方4時半を回っていた。
それにしても楽しい遠足でした。

●today's photo:道端で見つけた困り顔
ツアーガイドな一日_d0031955_12425313.jpg

by satoritti | 2008-08-07 10:27 | travel

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