初めてのバルセロ~ナ その他いろいろ編
2008年 09月 08日
数回にわたってお届けしたバルセロ~ナ旅行記も、ついに最終回。
お約束のこぼれ話編です。
まずは、街角で見かけたポスト。スペインはポストが黄色いんですねー。
お次はメトロ。バルセロナのメトロは、ロンドンの100倍きれいで快適です。
摑まり棒が三又になっているのもスバラシイと思いました。
一つの棒をみんなで取り合う必要ないもんね。
チケットはバスやフニクラ(モノレール)などと共通で使えて、シングル1.30ユーロ。
旅行者には10回分の回数券(たしか7.50ユーロぐらいだったかなー?)がお得で便利。
不思議なのは地下鉄構内の構造で、駅によっては進行方向によって改札が異なっているので
ちょっと不便。つまり、ふつうは改札を通ってからどっちの方向に行くか分かれるところが、
バルセロナの地下鉄では、誤って逆方向のホームに入ってしまったら、一度改札を出て、
再び入りなおさなくてはならないのです。要はホームをつなぐ地下道がないのね。
なので、面倒な手間を省くためには最初によく確認してから改札を通ることをおすすめします。
それと、進行方向などの表示は、もし上を見て書いてなかったら、
地面を見るとよいかと思います。地面なんて気づかないだろ!と思うんだけどねえ、
けっこう表示が書いてあったりするんですねえ。
さてさて、つづきましてはビーチです。中心地からバスで数分のところにある
バルセロネータ・ビーチに行きました。いい天気で気持ちよかった!
ドイツ人の現代美術家、レベッカ・ホーンの箱のオブジェが目印(写真上)。
遠くにはフランク・ゲーリーという作家のFLYING FISHという巨大な金の魚のオブジェが
輝いています(下)。そういえば、先日紹介したサンタ・カタリーナ市場も
現代のガウディなどと呼ばれているらしい、エンリク・ミラーレスという
有名建築家の作品だったみたいですね。
ところでこのビーチは、センターから近くにあるだけに、誰もが気軽に訪れる、
いたって普通のビーチなのですが、ふと回りを見渡すと、
トップレスな女子がけっこうたくさんいます。
あまりに自然にトップレスなので(たとえば子連れの家族で来ていて
お母さんがトップレスとか)、それが普通のように思えてきますが、
やっぱり日本人の私は、その一線はどうしても越えられません。
いやー、羞恥心って不思議ですね。写真のように、トップレスで楽しそうに、
というかむしろトップレスが当たり前、今、時代はトップレス、
なんであなたトップレスじゃないの? ぐらいの勢いでごくフツーに
ボーイフレンドとバドミントンする若い女子もいるというのに。
ちなみにこの写真の右下に写っている一見オジサンのようなオバサンも、
堂々貫禄のトップレス姿でビーチを闊歩しておりました。推定年齢50歳。
というわけで次。道端で見かけたへんな人。というかヨッパライ。またはDrug Addict?
数分後にもう一度見たら、反対にひっくり返っていました。
それにしても周りの人は全然意に介せず。
ロンドンだったら、絶対誰かが声をかけてるところでしょう。
やっぱりあったかい国だと凍死の心配とかないし、むしろ道端で寝てるのが
気持ちよさそうに見えたりして、息してるのさえ確認できたら、
ひとまずほっといても大丈夫そうに思えてしまうのは確かですが…。
続いておもしろ看板2つ。まずは床屋。
右上にちょこっと添えてあるイラストが気に入っちゃっただけなんですが。
ものすごい角刈りなんだもん。
2つ目は、シエスタ中だったようでシャッターが閉まっていて何の店だかわかりませんでしたが、
思わず口ずさんでしまう、声に出さずにはいられない、その店名。たんたらんたな♪
どーでもいい話はこのぐらいにして、最後は美術館について。
とりあえず今回はピカソとミロを見ようと思っていたのですが、
まずピカソ美術館に行くと、なんと学割がきかない(正確には25歳以下ならきくらしい)。
残金が超限られていたビンボー学生の私は、今回ピカソは断念することに。
充実のミュージアム・ショップをさんざんじっくり見て回り、どうにかやり過ごしました。
そして翌日、ミロ美術館へ。メトロL3線でParal-lel駅まで行き、
そこからフニクラで最寄り駅へ。
中心地から10分ぐらいのところなのに、緑がいっぱいでとてもいいところでした。
美術館もすごくよかった。結局この日は、かなり長いこと一人でここで過ごしました。
ミロ美術館のすぐ隣にある公園も、まるで全体が一つの建物のように
何段階にも階層があるというとてもユニークなつくりで、
時間があったらもっとゆっくり過ごしたいぐらいでした。
この公園を抜けて、道なりにどんどん高台へとのぼっていくと、
カタルーニャ美術館があるモンジュイックの丘に到着。
ここからの市街の眺めは格別でした。見晴らしのよさ抜群!
グエル・パークの展望台からの眺めもよかったけど、
私はこちらの眺望がお気に入りです。
というわけで、バルセロ~ナ写真旅行記は以上です。
お付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。
……と、いいたいところですが。
実は最後にデカイ失態をかましました。
私たち、ヒコーキに乗りそびれちゃったんです……。
そもそも、ホテルから空港まで予想以上に時間がかかったのがいかんかった。
迷うとは思わない場所で迷ったり、待つとは思わなかった場所で待たされたり。
それでもどうにか時間内に空港に着くと、どうやら出発時間が遅れている様子。
そんなわけでロビーでのんびり一服しちゃったりなんかしてたのだが、
いざ搭乗する段階になって、はたと気づいた。
これって、ルートン行きの飛行機じゃあ……。
あたしたちは、スタンステッド行きに乗らなくちゃいけなかったんです。
あわてて正しい搭乗口へと移動するも、時すでに遅し。
しかも不運なことに、私たちが乗る予定だった飛行機は、
予定よりも15分ぐらい前に出発したようなのでした。
飛行機が予定より早く出発するなんてこと、あるのー!? と、
海外旅行久しぶりでバジェットエア(EasyJet)初利用の私は驚きましたが、
友人いわく、ありえると。しかもEasyJetのチケットをよく見ると、
「遅れたら、待っていません!」という注意書きが。くう~。
結局、それがその日の最終便なうえに、ルートン行きもガトウィック行きも満席で
振り替え不可だったため、私たちは翌日朝11時のフライトまで、
12時間もの間、空港で待機しなければならない羽目に・・・・・・・。
しかもチケット買い直しで追加52ユーロの出費、超イタイ!!
私は帰宅後、すぐに片付けなければならない仕事があったので、
一晩中起きてるわけにはいかず、寝床探し。
最初は荷物検査エリア付近が比較的寝やすそうだったので
そこで寝ようとするも、時間がたつにつれてどんどん寒くなっていき、ほとんど眠れず。
最終的に地下のトイレに続く踊り場が一番暖かくて静かで寝やすいことを発見し、
そこでどうにか寝ることに。いや~、何年ぶりかしら、こんなバックパッカー的サバイバル。
まあ、今回バックパックで行った私(これしか持ってないので)は、見た目的には
なんら違和感なかったかなと思いますけれどもね、ええ。
それにしてもツカレマシター。無事帰ってこれてよかったけどね。
この一週間、疲れを引っ張りました。
そんで今、これまた何年ぶりかに、ものもらいができてます。とほほ。
そんなこんなで、どっぷり濃かったバルセロナへの旅、
これにてほんとに終了でございます。アディオース!
●today's last photo:次回は必ず!のピカソと、
次回はのんびり遠出して見に行きたいダリ。
お約束のこぼれ話編です。
まずは、街角で見かけたポスト。スペインはポストが黄色いんですねー。
お次はメトロ。バルセロナのメトロは、ロンドンの100倍きれいで快適です。
摑まり棒が三又になっているのもスバラシイと思いました。
一つの棒をみんなで取り合う必要ないもんね。
チケットはバスやフニクラ(モノレール)などと共通で使えて、シングル1.30ユーロ。
旅行者には10回分の回数券(たしか7.50ユーロぐらいだったかなー?)がお得で便利。
不思議なのは地下鉄構内の構造で、駅によっては進行方向によって改札が異なっているので
ちょっと不便。つまり、ふつうは改札を通ってからどっちの方向に行くか分かれるところが、
バルセロナの地下鉄では、誤って逆方向のホームに入ってしまったら、一度改札を出て、
再び入りなおさなくてはならないのです。要はホームをつなぐ地下道がないのね。
なので、面倒な手間を省くためには最初によく確認してから改札を通ることをおすすめします。
それと、進行方向などの表示は、もし上を見て書いてなかったら、
地面を見るとよいかと思います。地面なんて気づかないだろ!と思うんだけどねえ、
けっこう表示が書いてあったりするんですねえ。
さてさて、つづきましてはビーチです。中心地からバスで数分のところにある
バルセロネータ・ビーチに行きました。いい天気で気持ちよかった!
ドイツ人の現代美術家、レベッカ・ホーンの箱のオブジェが目印(写真上)。
遠くにはフランク・ゲーリーという作家のFLYING FISHという巨大な金の魚のオブジェが
輝いています(下)。そういえば、先日紹介したサンタ・カタリーナ市場も
現代のガウディなどと呼ばれているらしい、エンリク・ミラーレスという
有名建築家の作品だったみたいですね。
ところでこのビーチは、センターから近くにあるだけに、誰もが気軽に訪れる、
いたって普通のビーチなのですが、ふと回りを見渡すと、
トップレスな女子がけっこうたくさんいます。
あまりに自然にトップレスなので(たとえば子連れの家族で来ていて
お母さんがトップレスとか)、それが普通のように思えてきますが、
やっぱり日本人の私は、その一線はどうしても越えられません。
いやー、羞恥心って不思議ですね。写真のように、トップレスで楽しそうに、
というかむしろトップレスが当たり前、今、時代はトップレス、
なんであなたトップレスじゃないの? ぐらいの勢いでごくフツーに
ボーイフレンドとバドミントンする若い女子もいるというのに。
ちなみにこの写真の右下に写っている一見オジサンのようなオバサンも、
堂々貫禄のトップレス姿でビーチを闊歩しておりました。推定年齢50歳。
というわけで次。道端で見かけたへんな人。というかヨッパライ。またはDrug Addict?
数分後にもう一度見たら、反対にひっくり返っていました。
それにしても周りの人は全然意に介せず。
ロンドンだったら、絶対誰かが声をかけてるところでしょう。
やっぱりあったかい国だと凍死の心配とかないし、むしろ道端で寝てるのが
気持ちよさそうに見えたりして、息してるのさえ確認できたら、
ひとまずほっといても大丈夫そうに思えてしまうのは確かですが…。
続いておもしろ看板2つ。まずは床屋。
右上にちょこっと添えてあるイラストが気に入っちゃっただけなんですが。
ものすごい角刈りなんだもん。
2つ目は、シエスタ中だったようでシャッターが閉まっていて何の店だかわかりませんでしたが、
思わず口ずさんでしまう、声に出さずにはいられない、その店名。たんたらんたな♪
どーでもいい話はこのぐらいにして、最後は美術館について。
とりあえず今回はピカソとミロを見ようと思っていたのですが、
まずピカソ美術館に行くと、なんと学割がきかない(正確には25歳以下ならきくらしい)。
残金が超限られていたビンボー学生の私は、今回ピカソは断念することに。
充実のミュージアム・ショップをさんざんじっくり見て回り、どうにかやり過ごしました。
そして翌日、ミロ美術館へ。メトロL3線でParal-lel駅まで行き、
そこからフニクラで最寄り駅へ。
中心地から10分ぐらいのところなのに、緑がいっぱいでとてもいいところでした。
美術館もすごくよかった。結局この日は、かなり長いこと一人でここで過ごしました。
ミロ美術館のすぐ隣にある公園も、まるで全体が一つの建物のように
何段階にも階層があるというとてもユニークなつくりで、
時間があったらもっとゆっくり過ごしたいぐらいでした。
この公園を抜けて、道なりにどんどん高台へとのぼっていくと、
カタルーニャ美術館があるモンジュイックの丘に到着。
ここからの市街の眺めは格別でした。見晴らしのよさ抜群!
グエル・パークの展望台からの眺めもよかったけど、
私はこちらの眺望がお気に入りです。
というわけで、バルセロ~ナ写真旅行記は以上です。
お付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。
……と、いいたいところですが。
実は最後にデカイ失態をかましました。
私たち、ヒコーキに乗りそびれちゃったんです……。
そもそも、ホテルから空港まで予想以上に時間がかかったのがいかんかった。
迷うとは思わない場所で迷ったり、待つとは思わなかった場所で待たされたり。
それでもどうにか時間内に空港に着くと、どうやら出発時間が遅れている様子。
そんなわけでロビーでのんびり一服しちゃったりなんかしてたのだが、
いざ搭乗する段階になって、はたと気づいた。
これって、ルートン行きの飛行機じゃあ……。
あたしたちは、スタンステッド行きに乗らなくちゃいけなかったんです。
あわてて正しい搭乗口へと移動するも、時すでに遅し。
しかも不運なことに、私たちが乗る予定だった飛行機は、
予定よりも15分ぐらい前に出発したようなのでした。
飛行機が予定より早く出発するなんてこと、あるのー!? と、
海外旅行久しぶりでバジェットエア(EasyJet)初利用の私は驚きましたが、
友人いわく、ありえると。しかもEasyJetのチケットをよく見ると、
「遅れたら、待っていません!」という注意書きが。くう~。
結局、それがその日の最終便なうえに、ルートン行きもガトウィック行きも満席で
振り替え不可だったため、私たちは翌日朝11時のフライトまで、
12時間もの間、空港で待機しなければならない羽目に・・・・・・・。
しかもチケット買い直しで追加52ユーロの出費、超イタイ!!
私は帰宅後、すぐに片付けなければならない仕事があったので、
一晩中起きてるわけにはいかず、寝床探し。
最初は荷物検査エリア付近が比較的寝やすそうだったので
そこで寝ようとするも、時間がたつにつれてどんどん寒くなっていき、ほとんど眠れず。
最終的に地下のトイレに続く踊り場が一番暖かくて静かで寝やすいことを発見し、
そこでどうにか寝ることに。いや~、何年ぶりかしら、こんなバックパッカー的サバイバル。
まあ、今回バックパックで行った私(これしか持ってないので)は、見た目的には
なんら違和感なかったかなと思いますけれどもね、ええ。
それにしてもツカレマシター。無事帰ってこれてよかったけどね。
この一週間、疲れを引っ張りました。
そんで今、これまた何年ぶりかに、ものもらいができてます。とほほ。
そんなこんなで、どっぷり濃かったバルセロナへの旅、
これにてほんとに終了でございます。アディオース!
●today's last photo:次回は必ず!のピカソと、
次回はのんびり遠出して見に行きたいダリ。
by satoritti | 2008-09-08 10:37 | travel