晴れ

2005年の春にブログを始めて以来、初めて1ヵ月以上更新をサボってしまいました。
早い話、ちょっと冬眠していました。何も書く気が起こらない時ってのもあるもので。
ネタはちょこちょこあったんだけど。
まあ、またこれから少しずつキャッチアップしていきます。

久しぶりゆえ何から書いていいかよくわかんなくなってますが、
とりあえず最近の一騒動と言うと、ズバリ「抜歯」。

4月のある日、右上奥歯がズキズキと痛み出し、やばいと思いながらもしばらく放っていた。
数日後、痛みの原因は歯ではなく、歯茎であるということが判明。
それもそのはず、痛いと思ってた歯は以前、日本で神経を抜いた歯だった。
しかし歯茎が痛いっていうのは、歯が痛いよりもやばいんじゃないかしら。
などと考えている間もなく、みるみるうちに歯茎が腫れてきて、物を食べるのはおろか、
唾を飲み込むのも痛くなってきて、しかもいらんところに常に力が入ってるから、
喉のあたりやリンパ腺なんかも腫れてるような感じで、ついには頭も痛くなってきた。

もーこれはアカン、歯医者行かなきゃ......と覚悟を決めたものの、
どこに行ったらいいのかさっぱりわかんない。
NHS(国営の公共医療サービス)だと無料らしいのだが、
歯医者側もNHSは儲からないからやってないというところが多いらしく、
やっていてもひどいときは数カ月待たされるとか、医師の腕がいまひとつだとか、
あまりいい噂を聞かない。それで、プライベートの歯医者について
ネットでちらりと調べてみたら、治療費が死ぬほど高そうで気絶寸前。

しかしこの痛み、これ以上ほっとくわけにはいかない。
ひとまず日系の歯医者に電話して相談してみた。
状況を伝えて、いくらぐらいかかりそうか聞いてみると、
初診料(チェックアップ)£60にレントゲンが£25〜70(枚数により)、
この時点で一度、見積もりを出してくれるそうなのだが、
私の症状からいくと根の治療になるので、たぶん£700ぐらいじゃないか、という。
事前調査済みだったので想定内の金額だったけど、うーん高い!
なんだかんだでトータル£800〜900はいくんじゃないかって感じだ。
いや、もう日本帰って行きつけの歯医者に行っても同じぐらいの金額なんじゃないかって
思いましたが、現在ビザの問題があって帰国できないので、こっちでかかるしかない。
しかし£800って......1ヵ月の生活費だよ......(つーか、それよりちょっと高いよ)。
すぐに決断できず、ちょっと考えますと言って一度電話を切る。

日系だから高いっていう可能性もあるかもと思ってジョンにも相談してみた。
すると、まあちょっと高いかもしれないけど、どこもそんな感じだという。
うーんそうか。じゃあとりあえず診察してもらおうかな、と思っていた矢先に、
仕事でお世話になっているKさんから、彼女の行きつけの歯医者を紹介してもらった。
南アフリカ出身の歯医者さんだというのだが、腕はいいとのこと。
でも予約が取りづらいので、電話の際には切羽詰まった感じで
「すぐに診てほしい!」と強く頼んだほうがいいという。

で、翌日朝イチに電話してみたら、なんとかその日に「緊急患者」として
予約を入れてもらえた(緊急診察代として£45取られたけど......)。
先生は確かにとても感じがよかった。
で、レントゲンをとって診断してくれたのだが、
思っていた通り歯茎に菌が入って腫れていて、
でも問題の歯はすでに神経を取っていて、しかもややグラついている有様。
ここでまた高いお金をかけて根の治療をしても、
一年後ぐらいに同じ症状が起こる可能性があるので、
はっきり言って残しておく価値はほとんどない。
思い切って抜いてしまったほうがいいだろう、と言われた。
奥歯なので見えないし......と。しかも抜歯なら£85で済む、と。
いや、£85だって十分高いけど、£800に比べたら、ねえ。

それで、泣く泣く抜歯することに決めた。
といってもこの日は時間がないので後日に見送り。
とりあえず抗生物質をもらって帰る。
その夜は、全身が歯茎と闘っているかのようで、ほんときつかった。
いや、まじで寝込みました。

が、翌朝目が覚めたら、薬が効きはじめたようで痛みもだいぶ治まり、
以後、腫れも徐々にひいてきた。
そしてその数日後、ついに抜歯決行。
緊張した面持ちで臨むと、先生が「大丈夫だよ、麻酔するから痛くないよ。
ちょっと押したり引っ張ったりするけど、それだけだよ」と心強い言葉をかけてくれた。
確かに、ちょこっと「ぐぎぎ」って感触があったなと思ったら、もう施術が済んでいた。

それにしても、抜歯って切ないわ。
ちょっと落ち込んだ気分になって歯医者を後にしました。

あれから数週間経って、歯茎もだいぶ落ち着いてきたし、
奥歯が1本ない状況にも少しずつ慣れてきた。
なんとも言えない喪失感はいまだにちょっぴり残っているけど。
それにしてもまいったわー。みなさんも歯は大切に......。

●today's disc:Nobunny/Love Visions
マイスペースで聴いたときはそんなに感動しなかったのだが、
レコードで聴いたらすっごくよくてビックリ。A面の出だしとかシビレます。
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# by satoritti | 2009-05-10 06:40 | days

晴れ

ただいまICAで上映中のドイツ映画、
「Cherry Blossoms:Hanami」を観てきました。
ICAで上映される映画はインディペンデント系のものか外国映画がほとんどで、
期間も比較的短く、しかも一日1回の上映(シネマは2つあるので2種類)なので、
これ!というのがあったら早めに出向かないと、
あっという間に上映期間が過ぎてしまいます。
ちなみに毎週月曜は割引デーで、一本£5で観られます(もちろん私は月曜派です)。
今日はこの「Hanami」の前に黒沢清の「東京ソナタ」が上映される予定だったので、
思い切ってハシゴしちゃおうと思っていたのですが、
残念ながら「東京ソナタ」は売り切れでした。予約しとけばよかった!

それはさておき「Cherry Blossoms:Hanami」。いい映画でした〜。
タイトルからして想像がつくかと思いますが、ドイツの監督によるドイツ映画なのですが、
舞台はドイツと日本です。このドリス・ドーリエという監督は大の日本好きだそうで、
この映画も小津安二郎の「東京物語」に着想を得て製作されたとか。
(私は「東京物語」を観ていないので比べようにも比べられなかったのですが)
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定年まであと数年のルディは、毎日同じ時間に家を出て会社に行き、
毎日同じ朝食、昼食を食べ、同じ時間に帰宅する、ごく平凡な中高年男性。
妻のトルーディと二人、のどかな片田舎で平穏な日々を送っていた。
そんなある日、妻のトルーディは医者からルディが重病を患っており、
余命わずかだと宣告される。ルディの性格を考えて告知しないことに決め、
ひとり涙をこらえるトルーディ。しかしこのままではいられないと思い立ち、
離れて暮らす子供たちを訪ねに行こうとルディを誘う。
彼らの子供たちはすでにみな成人しており、うち一人は家庭ももっている。
息子の一人は日本で働いているが、それ以外はベルリンに住んでいた。

しかし、ルディの事情など全く知らない子供たちは、
彼らの突然の訪問を迷惑に感じ、そっけない対応。
子供たちの変わりように落胆しつつも、ひとまずみんなが元気でよかったと
確認し合った二人は、そのままビーチリゾートへ足をのばす。
ところがなんと、ここで妻のトルーディが急死してしまう。
一人残されて途方に暮れるルディだったが、やがて、
トルーディが生前、夢中になっていた日本の舞踏と富士山を見ようと、
息子のカールが住む東京を訪ねることにするのだが.......。

いやー泣きました。ハンカチがびっしょりになるぐらい。
目の腫れ方も半端でなく、翌日まで引っ張りましたし。
まあ、泣き上戸なので覚悟はしてたんですが。それにしても泣きすぎです。
だって心に響く場面がいっぱいだったんですよねー。
監督はよく日本をとらえているなあと思いました。
いろんな意味でツボついてると思います。
トルーディが夢中になっているのが日本の前衛舞踏というのが
ちょっぴりマニアックな設定のような気もしますが(海外ではまあアリかな)、
でも、それがかえってトルーディの「隠された情熱」を表現しているのは確かで。
また、舞踏とは何か、というのを説明する場面があって、
それを聞くと、もろもろ納得させられてしまうのも事実です。

家族の触れ合いとか、人物の描写とか、感じ入る部分がいっぱいだったのですが、
なかでもやっぱり、ルディとトルーディの愛がねー、ほんと、涙ものです。
トルーディは、ルディの妻として、ある意味、
「ルディのために生きている」のですが(本当に仲のいい夫婦なのです)、
舞踏への情熱も密かに心に抱いています。
そんなトルーディの「情熱」にルディも気づいているのですが、
長年連れ添った夫婦だからなのか、堅物で保守的な性格からなのか、
はたまた照れなのか、その部分をあまり見たくないと思っていました。

しかし突然、妻を失い、迷子のようになってしまったルディが追い求める
トルーディの残像は、ルディ自身が毎日見て接していたトルーディではなくて、
今まで見ようとしていなかったトルーディ、つまり、彼女のその情熱の部分なのです。
そういう意味でこの二人の愛は、それまで二人で長年育んできたものとは別に、
トルーディが亡くなってから再び花開き、満開のうちに散ったーーまさに、
桜のような愛のかたちでもあります。
ルディは、トルーディと、彼女が亡くなってから、再び出会うのですね。

俳優さんたちがまたよかった。
ルディもトルーディも、どこか日本の夫婦みたいなの。
というか、あんな日本人の俳優、女優いるよな、って感じだし。
特にトルーディ。あの、控えめに見えて本当はすごく強くてきれいで情熱的な、、、
あーー誰だろう! 大竹しのぶ...? うーん、もっとほかにいたような。。。
あー思い出せん、、、でもその類の、演技派女優を思い起こさせました。
それと、ユウという踊り子の少女の役で出ていた日本人の女の子、
入月絢(本職は舞踏家さんらしい)も、役にはまっていてよかったです。

日本でもそのうち公開されるのかしら? 今のところ不明ですが、
公開の折にはぜひぜひ。ハンカチ持参で。
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# by satoritti | 2009-04-06 09:00 | film

晴れ

天気がよかったうえに、今日は水曜でカムデン・アートセンター
遅くまで開館している日なので、夕方から繰り出しました。

現在、開催中の企画展は、私も今回初めて知ったのですが、
Liz Arnoldという、主に90年代に活動していた女性画家のエギジビション。
虫や動物を擬人化した、カラフルでユーモラス、
そしてどこか不思議な切なさというか、孤独感が漂う作風が特徴です。
なかでもてんとう虫とハートのモチーフは定番で、いろんな場面に登場します。
Liz Arnold, Mythic Heaven, 1995
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Liz Arnold, Day Tripper, 1997
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Liz Arnold, Chicken, 1995
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彼女は2001年に、36歳の若さでこの世を去っています。

別の展示室では、Mircea Cantorというルーマニアのアーティストによる
インスタレーションの展示も行われていました。
で、一室には、大きな部屋いっぱいに巨大な鳥かごが設置されており、
その中で孔雀が生息していました。突然、動物園の一部が切り取られたような感じです。
世界の中の世界、自由とそのリミットがテーマとのことですが、
私は何も説明書きを読まずに部屋に入ってしまったので、
突然、生き物がいるのに気づいて少し興奮してしまいました。
でも、しばらく見ているうちにやっぱりちょっと悲しい気分になってくるのでした。
とても非現実な空間で、不思議な気分にもなりましたけれど。
後から説明を読んだら、孔雀は2羽いるはずだったようだけど、
私が見たのは1羽のみでした。

観賞後はカフェでコーヒー、だけのつもりが、ついついケーキも注文。
ここのカフェ、とっても居心地がよくて好きです。
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思いのほか気持ちが満たされた、充実の夕暮れでした。
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# by satoritti | 2009-04-01 08:20 | art

晴れ

3月最後の日曜をもって、またまた夏時間が始まりまして、
日本との時差が8時間になりました。
と、こうやって書くのももう何回目かしら。
私もすっかりこのシステムに慣れてしまいましたし。

さて、こちらもすっかり過去の話ですが、
最近(といっても2〜3ヵ月前のもあるけど)行ったギグをいくつか。
まずは、だいぶ前に行った(1月だったかも)
Sceptres
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Shitty Limitsのヴォーカル君がベースで女の子がヴォーカルの、
ちょっとX-ray spexっぽさが漂うバンド。
音も見た目もよくて楽しかった。
程よい緊張感とリラックス感の入り交じり具合もよかったし。
この日はShitty Limitsもトリで出演してました。

お次はアメリカのClorox Girlsのメンバーがやっている別企画、
Suspects Partsを見に行ったんだけど、
実は前に、確かFeelersが来たときだったかな、Clorox Girlsがトリかなんかで、
でも私、正直言ってこのバンドはいまひとつだった。
が、suspect partsの7インチを聞いたらB面曲がちょっとLover!を思わせる感じで
なかなかよかったので軽く期待をしてたんだけど......んー、やっぱりいまひとつだった。
しかも幸か不幸か私はClorox Girlsをよく聴いてないからわかんなかったけど、
Clorox Girlsの曲もけっこうやってたみたいで、いくらメンバーかぶってるからって
それはどーなのだ?とか思ったり。バンド名義替えなきゃならん理由って何。
この日はトリのバンドもびっくりするほど最悪で散々でした。
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最後はつい最近行ったBetty and Werewolves
悪名高き?Old Blue Last(このヴェニュー、いつもロクなことがなくて嫌いじゃ)での
フリーギグ。現地に着いたときは80年代風のニューウェーブっぽいバンドが
ちょうど演奏開始するところだった。音も見た目もほんと懐かしい感じだったけど、
今となってはまた新鮮な感じに受け止められるのかしら。
それはさておきB&W、この日はトリで、演奏が始まったのは夜11時半ごろ。
平日の夜だったこともあり、この頃までにお客さんはだいぶ少なくなってたけど、
とてもよかったです。女の子3人(+ドラムの男の子1人)元気いっぱいで、
曲もいいし演奏もいい。これから売れそうです。

暗くて写真ボケボケになってしまいました
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さて音楽ライフといえば、カラオケもはずせませんね。
先日、恒例のカラオケ倶楽部(メンバー3人)でたっぷり歌ってきました。
今回の個人テーマは昔のアニソン。いやー満喫。久々に超酔ったし。
めっさ楽しかったあああ。わいわいわい!
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# by satoritti | 2009-03-31 07:00 | music

晴れ

1月、2月、3月と私なりにけっこうがんばって働きまして、
といっても日本で働いてたときとはいろんな意味でワケが違いますので
その頃のようには全然稼げていませんが、
それでも超ビンボーで全く外食が出来なかった頃に比べたら
お蔭さまでだいぶマシな食生活になってきまして、
ちょこちょこ外食もしております、最近は。

で、こちらはもう1ヵ月以上前の写真になりますが、
近所のTufnell ParkにあるNuragheというサルディニア料理のお店で食べた
おいしいパスタやらピザやらです。いやーほんとおいしかった〜。
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しかもサルディニアといえば、私の大切なトットネス友達、
Pierくんのホームタウン! 久しぶりにメールでもしよう〜!
と、思っているうちにはや1ヵ月...........。

お次はこれまた近所のパブ、VINEでの軽食。
実はこの日、〆切に追われていて夜までテンパっていたところ、
ちまめさんから「近所のパブ、Grand Unionでやよいさんと一杯やるんだけどどう?」
とお誘い電話が。それで突然「うわー飲みたい〜、てゆーか肉!肉が食べたい!」
と、ミートイーターなスイッチが入ってしまった私。
Grand Unionはグルメバーガーが充実していて、なかなかおいしいのです。
しかも気づけばその日、ロクなものを食べていなかった。
気分転換&疲労回復&体力増強のためには肉しかない!

というわけで、どーにかキリのいいところで仕事をやめてパブに向かったんだけど、
いざ到着してカウンターにオーダーしにいくと、
「悪いけどキッチンもう閉まっちゃったよ」って。
まだ9時ちょっとすぎなのに!はやすぎる!!そりゃないよ!
しかしすっかり腹ペコな私はそのままギネスだけ飲むわけにもいかず、
ちまめさんとやよいさんに頼んでVINEに移動してもらうことに。
で結局、ここでトマトのブルスケッタとカラマリフライ。
全部一人で平らげました。
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しかし一度切り替わった「肉モード」はなかなか元に戻らず、
どうしても肉を食べなければ気が済まなくなってしまった私。
後日、Monument駅前にある日本料理店「MUGEN」に
カツカレーランチを食べに行ったのでした。
久々のカツカレー、うまかったああ!
でも食事中、ビルのセキュリティ・アラームが誤って作動したようで、
それはもう食欲が失せるほどの、ものすごいデカい警報音が数分にわたって鳴り響き、
ちょっと参りました。不快な音があんなにも食欲に影響するとは......ある意味、
面白い発見だったけど。
とまあ、そんなこともあって、写真を撮るのを忘れてしまいましたとさ。

さて最後にもう一つ、食事の写真を。
これももう1ヵ月近く前になるかなあ、久しぶりにJohnが大勢の客を招いて
ホームパーティーを開催、手作りディナーを振る舞いました。
私も同席させてもらい、おいしい料理をご馳走になりました。
こちらはその一部。ビーフの煮込み料理とマッシュドポテト。
下はケイティ手作りのアップル・クランブル。絶品!
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以上、最近の食ライフでした。
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# by satoritti | 2009-03-27 08:01 | eating

晴れ、一時雨

だいぶあったかくなってきて、うちの前の通りでは、
早咲きの桜がすでに散り始めているぐらいですが、
夜は相変わらず冷え、暖房が欠かせません。
そんな上がったり下がったりの気温にヤラレ気味で
体調がちょっとおかしい今日この頃です。
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そんでもって最近このブログもすっかり更新をサボリ気味で、
自分でも何してたんだか、よくわかんなくなってる状態ですが、
そんな中でもひしひしと感じているのは、英語力の恐ろしいまでの低下でございます。
こっちに初めて来たときより、ひどくなっているような気さえするんだよね、正直......。
子供の頃のことはよーく覚えてるのに、最近のことはよく覚えてないっていうアレと、
一夜漬けの知識は一晩で忘れるっていう、アレの原理ですよ、まさに。
3年ぐらい前に半年〜1年ぐらいかけて必死で詰め込んだことが、
半年〜1年ぐらいかけて少しずつ、こぼれて流れていってるような感じがしてなりません。
単語とか全然出てこないの、あんなにいっぱい習ったのに。

やっぱり語学っていうのはちゃんと「勉強」し続けないとダメなんですねー、この歳だと。
翻訳の仕事ももちろん勉強になってるんだけど、翻訳ってどっちかというと日本語力だから、
英語の上達とは全然といってもいいぐらい、関係ない(キッパリ)。
というのも、もうどうせこれ以上単語とか覚えられないから(覚えてもすぐ忘れるし)、
超簡単な知ってる単語だけで話せばいいや、
みたいなことになってて、全くもってやる気なし。
しかもぶっちゃけると、最近英語を話すのがメンドくさい......。いやーやばいですね。
やっぱ歳かなー。あと疲れがたまってるのもイカンですなー。はー。

これからのいい季節に向けて、ちょっとパワーアップしたいですねー、はい。

●today's photo:街角で見つけた素敵な木。お花がシャラランと垂れ下がってます。
こういうイヤリングあるよねー、とか思いながら。
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# by satoritti | 2009-03-26 07:23 | language

英国ニュースダイジェストで特集記事を担当させていただきました。
今回は、イースターホリデーが2週間後にやってくるということもあり、
英国のセレブシェフ4人によるイースターにちなんだ料理のレシピに、実際に挑戦しました。
といっても、予算やスケジュールの都合により、
4品のうち3品は編集部のほうで料理していただくことになり、
私が実際に試したのは、料理とはちょっと言えないような、
超カンタンなホットクロスバン・プディング by ジェイミー・オリヴァーのみでした。
お味のほうは、、、うーん、記事をご覧ください。
コピーライトの関係で、レシピの詳細を載せられなかったのが残念です。

こちらがホットクロスバン。本来はイースターにちなんだ食べ物ですが、
今では一年中、フツーにスーパー等で売られています。
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でもって、こちらがプディングの完成図。
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しかし今回、おかげでうちの旧式オーブンの使い方を覚えることができたので(実は
ここに3年近く住んでいながら、オーブンを使ったことが一度もなかったのです!)、
さっそくドリアなんぞを作ってみましたよ。
チキンドリアとねー、鮭&ほうれん草&アスパラガスのドリア。
ホワイトソースを作るときにダマができちゃってちょっと手間取ったけど、
最終的には大成功、なかなか好評でした。
ついでにポテトサラダなんぞも作ってみたんだけど、
久々に試してみたら、我ながらおいしかったー。
いやーすばらしいですね、日本の洋食!

話がズレましたが、よかったら記事をチェックしてみてください。
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# by satoritti | 2009-03-25 06:54 | work

全国ポテトチップス愛好家のみなさま。
久しぶりに英国クリスプス情報です。

少し前から、Walkersが新製品を販売しています。
しかし新製品といっても、まだ本決まりではありません。
現在、数多の候補から選び抜かれた6つのフレイバーを試験販売中で、
この中から消費者の投票によって見事、勝ち抜きを果たした1つが、
Walkersの新フレイバーとして本採用されるんだそうです。

さて、肝心の6つのフレイバーとは? ここにご紹介しましょう。
1)Onion Bhaji(インド料理)
2)Fish & Chips(おなじみ英国代表料理)
3)Cajun Squirrel(ケイジャン料理)
4)Builder's Breakfast(おなじみイングリッシュ・ブレックファスト)
5)Chilli & Chocolate(ついにチョコレートときましたよ)
6)Crispy Duck & Hoisin(中国料理)

うーん、なんとも個性派ぞろい。おかず系チップスがあまり得意でない私ですが、
ここはポテトチップス愛好家の名にかけて、試せるだけ試すことにしました。
で、今のところ、2)3)4)は試食済みです(全商品いっぺんに置いてある店に
なかなか遭遇せず、全部一気に試せずにいます)。

手短かに感想を述べると、まず2)は、うん、フィッシュ&チップス風味、絶妙。
魚の味というより、フィッシュ&チップスの店の匂いという感じ。
塩味やソルト&ビネガー味のように、いつでも食べたい味かというと、
ちょっと微妙かもしれないけど、私は案外、好きでした。
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3)はまあ、そのまんま、ちょっとスパイシーなおかず系。
ビーフ味とか、そういうのに近いような気がします。あんまりこの手の食べないので
わからないのですが。しかしなぜにCajun Squirrel(りす)なのか、というのが謎です。
少し前に、英国の一部の地域で、りすの生息数があまりに増大したことから、
その肉を食用として料理に使うことが検討され、実際に試されているという記事を
読んだことがあったので、何かそっちの方向に想像が及んでしまい、
あまり風味を楽しめませんでした。ということで個人的にはボツ。

4)その名も「現場のオヤジの朝ご飯」。ベーコン、卵、ソーセージ、焼トマトの
イングリッシュ・ブレックファスト。気になるー。
と思ってさっそく食べてみると、おおっ、わかるわかる。
てゆーか、ブレックファストというより、目玉焼きの白身の味がする!!
でもなんか好きだこれ。フィッシュ&チップスと同じ感じの好き加減。
英国らしさが薄ぼんやりと漂う、微妙な味わい。で、ちょっとヤミツキ、みたいな。
カールでいうと、うすしお味みたいな。

残る3つの中では、やはりチリ&チョコレートが気になります。
ちょっとおいしそう。オニオン・バジは言ってみればカレー風味だろうから、
日本にあるカレー味のポテトチップスをどぎつくしたような感じではないかと予測。
残るクリスピーダック、これ、たぶん苦手タイプと見た。ミート系ダメだからなあ。
まあ、もし目にしたら一応試してみようと思いますけどね。

というわけで、その他の味を試したら、またご報告したいと思います。
詳しい情報はWalkersのウェブサイトをご覧ください。
各フレイバーの解説ビデオなど、なかなか凝ってます。
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# by satoritti | 2009-03-07 12:08 | eating

週間ジャーニーで特集記事(PDF)を担当させていただきました。

今回は、幕末の日本で起こった英国民間人殺傷事件、生麦事件についての記事です。
私自身、この事件の名前だけは、遥か昔に学校の授業で習ったと思われ、
かろうじて聞き覚えがありましたが、詳細はすっかり忘れておりました。
それで今回、吉村昭の「生麦事件」上下巻を参考文献として読んだのですが、
非常に興味深い内容でした。

実はこれまで幕末史についてきちんと学んだことがなくて、
大まかな把握しかしていなかったのですが、今回、改めて勉強して、
なるほどそうだったのかーと思うことがいっぱいでした。

そしてちょうどこの原稿を書き終えた頃、帰国売りで司馬遼太郎の「竜馬がゆく」全8巻を
3ポンドで売っているのを見つけたので、これは逃す手なしと思い、即買いしました。
今まだ2巻の途中ですが、これもまた夢中になっちゃいますね。
昔、漫画の「竜馬がゆく」は、連載中にオンタイムでちらちら読んでいて、
あれも面白かったけど、その原作となる小説のほうはさすが、司馬遼太郎さんです。
といっても、お恥ずかしながら、司馬遼太郎も実は初体験の私なのですが、
噂どおり非常に読みやすい。
こんなふうに読んでいて安心感が得られる日本語というのも、
なかなかないなあと、感心することしきりです。
勢い余ってついつい枠からはみだしてしまうような、
ギザギザした不安定なもの、偏っているものにいまだ魅力を感じてしまう部分があるけれど、
一方でこういう、安定感と包容力に満ちたものへの信頼感はやっぱり絶大だなあ、
なんて思いながら、ロンドンにいながらにして幕末の日本に思いを馳せる昨今なのでした。

ところで肝心の竜馬については、思うところいっぱいなので、
また別の機会で触れられたらと思います。
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# by satoritti | 2009-03-05 11:26 | work

英国ニュースダイジェストで特集記事を担当させていただきました。

イギリスに来てから、スピリチュアル系がお好きという日本人によく会います。
思えば最初に9ヵ月ステイしたトットネスも、そうとは知らずに選んだ土地だったけど、
実は言わずと知れたスピリチュアル・タウンでした。

私自身は、気まぐれに新聞の占いを読んではいいことだけ信じたり、
昔ながらの迷信(夜に爪を切ったら親の死に目に会えない、とか)を、
常に守っているというわけではないけど、なんとなく気に留めたり等々、
あいまいな線引きで都合よくスピリチュアリズムを取り入れている部分はあるけど、
基本は科学派です。言い換えれば目に見えないものを信じにくいタイプなのかもしれません。

今回の特集では扱いませんでしたが、
かつてアメリカで活躍したユダヤ人の奇術師で、
ハリー・フーディーニという人がいて(少し前に彼をモチーフにした、
ガイ・ピアースとキャサリン・ゼタ=ジョーンズ主演の「Death Defying Acts」
というフィクション映画もありました。日本未公開かな?)
個人的にはこの人に非常に共感および好感をもっています。

ハリーさんは脱出術を得意とし、それこそ「脱出王」の異名をもっていた人なのですが、
最愛のお母様を亡くして悲嘆にくれ、どうしてもお母さんともう一度話したいという
切なる願いから、次々と霊媒師のもとを訪ねます。
しかし彼自身が超一流の奇術師ということもあり、その豊富な知識と鋭い洞察力でもって、
霊媒師たちのトリックをことごとく見破ってしまうのです(この頃、同じく心霊術に
傾倒していたかの有名な英国人作家コナン・ドイルとも親交があったらしいのですが、
後にハリーさんはコナン・ドイルを非常にだまされやすい人物、と表しています)。
で、それが原因でスピリチュアリストたちから法的に訴えられたりもしたらしいのですが、
裁判になった場合は毎回、完璧に証拠資料を揃えて臨み、
結果的に勝訴するなど、徹底的に立ち向かったという話。
なにせ彼は本物の霊能力者に会って、お母さんと会話したい一心だったのです。
それが叶えられないということが、一層、イカサマ暴きに
火をつけてしまったようなのでした。

彼は死の直前に、妻に向かって、もし死後の世界があったら必ず連絡する、
と言ったそうですが、その妻によると、
その後、彼から連絡はなかったそうです。
いや、これだってもしかして、死後の世界はあるにはあったんだけど、
ハリーさんに伝える手段がなく、「ほんとはあるのに、あるって言えなーい!」と、
空の上から、もどかしく思っていたのかもしれないけどね。

何か目に見えないものに導かれているような気がする、と思うことは
人生の中でなきにしもあらずで、そういう、科学的に説明しきれないものを
100%否定することもまあ、できないのですが、でも個人的にはやっぱり、
知識と経験と生まれながらの動物的カンでもって、人生を楽しみたいと思うのでした。
いやーしかし今回のテーマは、いろんな意味で体力消耗しましたあ。
楽しんでいただけたら幸いです。

●today's photo:ヒースの丘から、超きれいな夕焼け
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# by satoritti | 2009-02-19 08:19 | work