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今さらですが、私はマッジ姐さんのファンでした。若かりし頃。
そしてその頃の癖が抜けず、いまだに彼女の動向をなんとなく追ってしまいます。

先日もちらっと触れましたが、11月14日に彼女の新譜が発売になります。
そして新作ドキュメンタリーフィルムは12月1日に公開(ともにイングランド情報)。
それにともなって、最近ちらほらテレビでお姿を見かけます。
先週は、例のミュージックシーンを振り返る番組でマドンナ特集が組まれ、
デビュー当時から今までのあらゆる活動を時代ごとに紹介。
ご本人のコメントもところどころに入って、なかなかよくまとまっておりました。
しかも彼女の英語って、アメリカ人なのに聞き取りやすい。早口だけどとてもクリア。
これは前から思っていたことなのだが、今回テレビを見ていてますますそう思った。

そして今日は、人気トークショー「Parkinson」に登場。
ベテランアナウンサー、パーキンソン氏(日本でいうと筑紫さんみたいな感じかと)が
ホストのトーク番組で、普段は1時間の番組枠に数人のゲストを迎えるらしいのだが、
この日は1時間マッジ姐さんオンリー。まあ、あの人のことですから、当然ですね。

それにしても、マッジ姐さん痩せすぎです。ほんとにガリガリでビックリ。
頬の肉なんか全然なくて、目が異様にデカく見えたし。どうしちゃったんでしょう。
でも、醸し出す雰囲気はかなりリラックスムードで、かつての怖い感じは
なくなっていました。声質、喋り方もちょっと変わっていたような。
相変わらずキレのいいトークをかましてはいましたが。

新作映画のワンシーンも紹介されていたのですが、これがなかなか面白かった。
旦那様のガイ・リッチーと一緒に、地元のパブに出かけたマッジ姐さん。
自らバーのカウンターに入り、ガイに生ビールをサーブしてあげたりします(ガイが
「サンキューベリマッチ、ダーリン」とか言っているのも何か微笑ましかった)。
そのあといい感じに酔ったガイが、パブで演奏していたおじさんギタリストに加わり、
ギター片手にトラディショナルな歌(スコティッシュ民謡みたいなやつ)を
気持ちよさそうに歌い始めます。
最初はちょっと面白そうに眺めていたマッジ姐さんですが、
そのうち呆れ、最後にはパブの椅子で寝てしまうのでした。
いいシーンでした。
やっぱり彼女はドキュメンタリーが一番面白い。
前作「In bed with Madonna」(1990)も面白かったし。
あの映画、いまだに時々観たくなります。

このトーク番組では、ニューアルバムから2曲ほどライブで披露していたのですが、
いやー、正直2曲ともイマイチだった。
姐さんの踊りもなんかいまひとつ冴えてなかったし。
リラックスしてて楽しそうだったけど。
一緒にテレビを見ていたアンは「何これ! カイリー(ミノーグ)じゃないの!」。
いいとこついてます。

どーでもいい余談ですが、この日、パーキンソン氏は派手なピンクのネクタイをしていました。
一見して思わず「なにあのネクタイ!」と言ってしまうようなやつ(実際、言ってしまった)。
そしたらマッジ姐さんもトーク中、彼のネクタイについてしっかり触れていて笑えました。
しかもなぜか、この番組の後にオンエアされたニュース番組のキャスターも、
ネイビーのスーツにビックリするほどミスマッチな派手なピンクのネクタイをしていた。
そのピンクのネクタイでシリアスなニュースを読まれてもなあ、という感じの。
不思議なピンク連鎖でした。

●today’s photo:Madge on CM
MOTOROLAのCMに出演中。テレビでも流れていますが、
マッジ様の割には、意外と控えめな扱われ方をしています。

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by satoritti | 2005-11-12 23:07 | something

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