人気ブログランキング | 話題のタグを見る
久しぶりです。

最近ネットの調子がすこぶる悪かったということもあるんだけど、
でもそれ以上に、何も書く気になれなかったのだった。
新しいカメラもなんとか入手したのに全然写真も撮ってないし、
なんだかなあという感じ。

トットネスにいたときは、あんなに小さくて、
とりたてて何もすることがない町だったのにもかかわらず、
いくらでも書きたいことがあったのに。
まあ、あそこにいたときと比べても仕方ないんだけど。

ところで先日、テレビをつけたらモンティ・パイソンのドキュメンタリーをやっていた。
各メンバーのインタビューを中心に構成された番組だったが、なかなか興味深く見た。

「イギリスが世界に誇れるものは何だと思いますか?」と聞くと、
「ユーモアのセンス」と答える人が意外に多い。
ウィットに富んでいてシニカルな(時にブラックな)、
イギリスならではのユーモア、というのは確かにあるし、
そこにはイギリス人の国民性が顕著に表れているともいえると思う。
そこで私は思うのだが、イギリスのユーモアのセンスが世界的に認められるものだとしたら、
日本のお笑いだって、間違いなく世界に通用するはず。
自分が日本人だからというのはもちろんあるが、それを抜きにしても、
日本のお笑いはかなり面白いと思うし、文化的にも成熟してるんじゃないかと思う。
じゃあ、なぜ世界的に有名にならないのかというと、それはやっぱり日本語だからだ。
言葉の壁がなかったら、ビートたけしとJohn Cleese(モンティ・パイソンのメンバーの一人)が
共演してたかもしれないし、「ごっつええ感じ」とかが普通に欧米で放映されていたかもしれない。

あ、でも「風雲たけし城」って、意外とヨーロッパで有名だ。
どこかの国ではつい最近までテレビでやってた、とかいう話を聞いて驚いたこともある。

ちなみにJohn Cleeseが手がけている「Fawlty towers」は、
避暑地のホテルを舞台にしたシットコムなのだが、
この舞台の設定はトーキー(デボン)ということで、個人的にもちょっと思い入れがあります。

●today's music:MONTY PYTHON(Life of Brian)/Always look on the bright side of life
一時期ナイキのCMでも使われていた曲。聞くだけでなんだか楽しくなって、
思わず一緒に口笛を吹きたくなるわけですが、「Life of Brian」を見ると
ますますこの曲のすばらしさ(というか説得力?)を実感します、ええ。
先生のZacいわく「イングランドに来てる以上、最低2回は見るべき作品」。

by satoritti | 2006-10-10 07:12 | days

<< 必要は発明の母    とりとめもなく。 >>